震災復興メール
2011.04.22
鈴木みゆき
さくらの杜の鈴木です。日々皆さんのやさしく、つよい「元気がでるメール」を読ませていただき、大河原地区の事業所は法人の中でも建物の被害も少なく、ライフラインの復旧も比較的早く、いろんな意味で恵まれていたと改めて振り返り、また皆さんの言葉からいろんなことを感じ学ばせてもらっています。ありがとうございます。
結果として、大河原地区は被害が少なかったといっても、初めて経験する非常事態に、もしかして「死」・・の不安を押し殺し、大河原地区の職員皆で知恵を出し合い、130人のお年よりさんを守るために考えられることと、出来る事を考え、力を合わせ気力で支え合って乗り越えて来てきた一日一日は、職員全員のおかげであり、このような仲間にめぐり合えたことに感謝していますし、誇りに思っています。また、私たちは共に避難生活をした子供たちに、その無邪気な笑顔や、琴ちゃんや春奈ちゃんからの応援の手紙などから、元気を貰うことが出来たことも幸せなことだったと思います。先日、春奈ちゃんが職員たちにこんな手紙を書いてくれました。「私は地震のあった3月11日お母さんの職場のさくらの杜に避難しました。ついた時は停電の為真っ暗でしたが、こども園の小さな子ども達や利用者さんが、デイサービスのホールに集まっていました。余震が起きるたびに職員さんがこども達や利用者さんのそばに行き、声をかけたり座らせたりしていました。すばるやケアホームの人たちもホールに避難し、次の日になると、入所の方も下りて来てきました。私も余震や断水、停電のため家に帰れず弟と一緒にさくらの杜に泊まらせて貰いました。夜寝ている間も職員さんが見守っていてくれたから、地震は怖かったけど、安心して寝ることができました。みんなが協力して仕事をしている姿がとてもすごいなと感じました。本当に地震の日はありがとうございました。」10歳の春奈ちゃんからまた元気をもらいました。ありがとうね。本当に感謝です。そして、また、春奈ちゃんの「笑顔」に癒されたことにも気づかされました。そういえば、昨年のリーダー研修のキーワードは、「笑い」「笑顔」「笑顔は伝染する」でしたね。
あの日からの今を振り返ると・・やっぱり笑顔がなかったと思います。余震が怖く心が小さくなっていたと思います。行動も小さくなっていました。椿さん、こんな時だからこそ「笑顔」や「笑」ですよね。「不安」というものは怖いですね、すっかり忘れていましたというか、一杯一杯で笑えなかったんだとも思います。
そしてさっき、徳さんと久々に、人には言えない馬鹿話で大笑いをしたのですが、何だかエネルギーが増えたような気がします。「笑い」や「笑顔」って自分を本当元気にしてくれますね。元気なほうが、『いい関わり』や『いい縁』が一杯生まれそうだし。「笑い」や「笑顔」を意識して、いい仲間たちと、ますます理念や社風を深めて行きたいと思います。何だかわくわくしてきました!