清山会グループからのご案内

震災復興メール

2011.04.28

梅村卓也

お疲れ様です。GHみ杜の梅村です。今回は、震災を通じて感じた事、そして今思っている事を書きたいと思います。 GHみ杜は、3ユニットのユニットで形成され、そのうち、1つのユニットが独立しており、その独立したユニットに27名全員が集まり震災時、共に生活を致しました。 GHみ杜は、各ユニットの利用者さんと職員との生活が主であり、震災時には、皆さん全員と生活を行う中で、職員同士始めて仕事をした人や、他ユニットの利用者さんの事も知れ良かったのではないかと思っています。その中で、休みの中や、勤務後、夜勤前に、自分の事もあるのに、大変な中、手伝って下さり、協力して、働いて下さった皆様に感謝しております。本当にありがとうございました。そして、山崎先生、小林部長、菊池部長、鶴岡部長、小原次長、半澤次長、石川課長を始めとした宮城野地区の皆さん、清山会の皆さんに助けられ、顔を合わせる時に、「大丈夫だった?」等話しながら、勇気を頂いたり、励みになり、何とか乗り越えられて来ました。本当にありがとうございました。 地域との関わりでは、ライフラインがすべて止まり、外の街灯は付かなく、外の星がとてもきれいに感じていましたが、海の方を見ると、石油コンビナートが燃えていた3日目位の夜、職員と一緒に水を汲みにカートを押しながら、福室の公園まで歩いて行き、帰り道、見ず知らずの人に声をかけられ、「どこまで行くの?どうしたの?大丈夫?」と声を掛けて下さり、帰る際、「夜は危ないから、送っていくよ」と言われ、「歩いて行きますから」と何回も断り、一度歩いて帰りましたが、その方が、私達の様子が心配になり、もう一度来て下さり「やっぱり今外を歩いて帰るのは危ないから送って行くから待ってろ」と言われ、その方が家まで戻り、車を持って来て、GHまで送って下さり本当に助かったのを覚えています。 その他に、備蓄品がない時に、岩切小学校に、救援物資を頂きに行き、本当は体育館にいる避難者の方しか頂けなかったのですが、受付が、宮城野区役所生活保護課、GHみ杜の担当の方で、事情を校長先生にもお話し、救援物資を頂ける形となり本当に助かりました。ありがとうございました。 本当に人が皆困っている時に、自然に話し、助け合い、お互い同じ方向を向いて行く事、人との繋がり、人間らしさ、優しさ、協力、仲間、思いやり、そして心からの想いの大切さを考えさせられました。 その中で、震災を通じながら、自分の今想う言葉の意味ついて調べてみました。 絆・・・ 断つことの出来ない人と人とのの結びつき 仲間・・一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする―に加わる」「飲み―」 地位・職業などの同じ人々。 同じ種類のもの。同類。 志・・・ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。心の持ち方。信念。志操。 相手のためを思う気持ち。厚意。謝意や好意などを表すために贈る金品。 心を集中すること。注意。 相手を慕う気持ち。愛情。 覚悟・・危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。 きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。覚えること。記憶すること。 思い・・ ある物事について考えをもつこと。また、その内容。所懐。 (想い)  予想。予期。想像。願い。望み。物思い。回想。愛情。と書いてありました。 自然に頭で考え、心で感じてはいましたが、志や、絆、覚悟の意味を考えると、自分自身の思いの大切さ、そして、皆も同じ様な気持ちを持ちながら行っていく事は、深い事だと考えました。自分自身、判断、決断がすぐ出来なく悩んだりし、人に伝えたり、話するのも下手、相談の仕方も下手で出来る人ではないです。ですが、そんな中でも、自分らしく利用者さんと一緒に楽しむ事を忘れずに、清山会の理念、社是に沿りながら、組織、ルールを作り、覚悟、強さを持ち、ぶれない自分にならなくては行けないと思っております。微力ながらでも、少しずつ、頑張って行きたいです。 最後に、全体ミーティングにもお話ししましたが、ゴール(利用者さんの笑顔)を見る為、チームケアの大切さを考えながら、皆と同じ方向に出来る様に、GHみ杜の方針「皆の想いを1つに」する為、手段や方法を1つ1つ見直し、再確認して行き、想いを一つにし、出来ればと思っております。泉さん、阿部貴司君、そして皆さんにご迷惑をかけながらとなると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。 いつもありがとうございます。 まとまりのない文章で申し訳ございませんでした。
ページの先頭に戻る