震災復興メール
2011.05.10
志賀千春
お疲れ様です。ケアホームさくらの杜の志賀です。あの震災から、二ヶ月が過ぎようとしています。思い起こせば、あの日の一ヶ月前に、生まれて初めての海外旅行である、カンボジアに研修旅行に連れていって頂きました。山崎先生をはじめ皆さんには、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました!そのことを、間もなくまわってくるだろう、係長の火曜日で書きたいなあと考えていたところでした。カンボジアの話は、またの機会に書きたいと思います。
あの日、私は共生型グループホームで構成されている、共生ネット事務局の集まりで、村田町のあいやまさんに行っていました。話し合いをしていると、携帯の地震速報が一斉に鳴り出しました。すぐ強い揺れがあり、あいやまさんの利用者さんを皆さんで一カ所に集め、無事を確認しさくらの杜にむかいました。余震があるなか、村田町内を通ると瓦がおち、ガラス窓がおちて割れていました。利用者の皆さんや家族は無事かと考えながらむかいました。 15分程で着き、皆さんが無事なのを確認しました。こども園のお子さん達は、お昼寝をしている最中で体全部で地震を感じてしまい、かなり怖かったと思います。デイケアへ利用者様が移動しました。ライフラインがとだえていき、いろんな情報がラジオから聞いていると、仙台空港に津波がきたと。舅が仙台空港の裏に勤めているので、どうなっているかの心配もありました。その日の夜遅くに、義妹の携帯に舅からメールが届き無事を確認できました。
大河原地区では、すばるとさくらの杜が一緒に乗り越えました。利用者様を守る為に、協力して頂いたスタッフの皆さん、ありがとうございましたm(__)mその様子は、本日の全体運営会議で発表させて頂きます。
「冬は必ず春となる」という言葉が好きで、今回は本当にくるのかと思いましたが、大河原の一目千本桜は私達に笑顔と安心感をくれました。
今回のメーリングリストを書くにあたり、菊池さんの言葉に対してのメールを読んでいて私も感じていたことでした。
どんな事を書くことが皆さんに対して、いいことなのか。それぞれがどんな気持ちをかかえつつ仕事をしているか。まだまだ震災のニュースが流れると、いろんな想いが込み上げてきて涙が出ることもあります。でも、小林さんのメールであったように「それでも前に進もう。それでも以前に増して前に進もう。」と言う言葉で前に進まなくてはと思いました ある人とのメールのやりとりの中で、「笑顔でいなきゃ。元気でいなきゃ。」とあり、いろんな想いをもちながらも笑って、元気で頑張っているんだなあと私も元気をもらいましたよ。
ありがとうございます。
「冬は必ず春となる」という言葉を今回はまだまだ余震もあり、その度にいろんな想いを抱いてしまいます。あの時を乗り越えられたのだから、これからもどんなことにもみんなで乗り越えられると思います。まとまりのない文章で、申し訳ありません。読んで頂きありがとうございました。