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震災復興メール

2011.04.20

岩淵真一

お疲れ様です。みはるの杜の岩淵です。元気が出るメールの依頼を受け、今回担当させていただくことになりました。よろしくお願い致します。先日、家族で薬師堂へお花見に行って参りました。とても天気がよく満開の桜の木の下で、私が大好きな山形のお酒である?天(雄町使用)をきゅーっと飲まさせて頂きました。ほんと久しぶりに外で元気よくはしゃぐ子供の姿をみてホッとしつつ、いつしか忘れかけていた当たり前の日々がよみがえってきた感じがしました。これからもこういう日々が一日一日と周りに広がっていけば、自然と新たなる当たり前の日々が生まれてくるのかなって思います。最近でもこの地震がほんと夢なのかなってまだ思う時もありますし、正直、あまり振り返りたくはないですよね。でもこの元気メールを読むとみなさん、色々なもの抱え、中にはいっぱいつらい思いをしているのに、目の前のじいさん、ばあさんに溢れんばかりの優しさを持って関わっている姿が伝わり、紹介された方々のお話を読むだけで、自然と涙が流れてきます。法人内の他の事業所やこういった介護関連で働いている仲間たちも同じ思いで踏ん張っていたと思います。ほんとこの介護関連の仕事についてよかったなと改めて感じることができました。そして小原さんのメールにもありましたが、仕事ができる喜びを感じずにはいられません。自分は器用ではないから何かできることは無いか考えてはいるけど、実際仕事を通して利用者さんや働いているスタッフ、家族を守ることでいっぱいになっているのが現実です。それでも少しでも何かできないかと思い、町内会長さんの紹介で避難所になっている高砂市民センターで日中働いていてお風呂に入れない方々に夕方みはるのお風呂を提供させていただくことになりました。初日は一カ月近く入っていない方々で髪の毛がもう大変ってくらいの状態でしたが、入浴後さっぱりして帰る姿はとても笑顔でうれしそうでした。しばらくはこのような形を続けていきたいと思っています。私もあれもこれもと思うと考え過ぎてしまい、何もできなくなってしまうので、これからも謙虚さを忘れずにできることからはじめようと改めて思いました。 もっと書かなければいけないことはたくさんあるとは思いますが、地震のことできちんと送り出せなかった異動した3人に贈る言葉を書かせて下さい。落合君、3年前のきみとは比べ物にならないくらいここ一年成長した姿を見せて頂きました。ありがとう。岩尾君や優君にひっぱたいてもらえるように自分から頭を出す落合君の姿勢が大好きです。これからは岩尾君の良きパートナーとしてさくらの杜を盛り上げていってください。葛西さん、3年間あなたがいたおかげでデイケアに安堵感が溢れ、葛西さんのフォローがあったおかげでスタッフがとても気持ちよく働けたと思います。ありがとう。葛西さんの何気ない下ネタトークが大好きです。これからは葛西さんのまったりした雰囲気を活かし、ゆかりの樹を葛西さんの色に染めてください。体には十分気をつけてね。岩尾君、いっぱいありすぎてなにをいっていいのかまとまらないけど、ほんと一からSSみはるの杜をここまで作り上げ、軌道に乗せてくれた事は感謝の言葉しか出てきません。毎日毎日遅くまで目を真っ赤にしながら頑張ったあの日々があったからこそ、今のみはるがあると思います。ありがとう。岩尾君の木村カエラのモノマネとジャイアンツ愛が大好きでした。ほんとはもう少し一緒に仕事したかったけど、さくらに行くこともこれもまた一つの縁だと思います。岩尾君の想いや姿勢は、必ず伝わります。3人とも新天地で自分らしさを出して楽しく明るく元気よく頑張ってほしいと思います。私たちも3人に負けないように楽しく明るく元気よく頑張りたいと思います。 あと最後に最初の地震があった時、夜中みはるの杜を見回りして思ったのが、電気の明かりがないとこんなに星って見えるんだなって大変だったけどふと、気持ちが和んだこととあの余震のあった日も家で寝ようとした時であまりにも疲れ過ぎていたためか、血の気が引き、しばらく震えて動けなくなっていました。そんな時奥さんがそっと手を握り、「ゆっくり深呼吸して」と落ち着くまで何度も言ってくれた事と手のぬくもりはともに生涯忘れられない出来事です。ありがとう。困難や苦難は乗り越えられる人間の前に降りかかってくると自分に言い聞かせています。私は負けない。守るもの守るべきものがたくさんあるから。 PS:私が一番好きな桜の写真を添付します。少しでも癒されてくれたら幸いです。皆さん、踏ん張って年末のミミズクフェスタではじけましょう。
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