震災復興メール
2011.04.15
小原尚記
お疲れ様です。支援室 小原です。
先週の今日、私がML担当でしたが、前日夜に再び起きた地震のお陰で1週ずれてしまい新たに原稿を書きなおすことになりました。
先ずは、震災で職員・利用者様共に無事であった事が一番嬉しい事でした。
ただ身内に悲しいお知らせを聞く事があり、心よりお悔やみ申し上げます。
私も身内に一人あり、つい先日土葬となりました。
何度となく足を運んでおりますが、メディアで見るのとは全く違います。
人・家・職場・町・・・ほぼありません。
幸いにも、私たちは生かされており、働く場所があります。
守るべき利用者さんもおります。
建物・設備の復興にお金や時間はかかりますが、修復ですみますし法人も存続可能です。
なんとありがたいことか!
震災時、システム復旧が私に課せられておりますが、いずみ地区の停電が解消しないと動きが取れません。
東経システムがみなさんに一番身近だとは思いますが、サーバーはいずみにあり、いずみ地区の電気・回線が解消しないと動かない状況です。
レンタルサーバー(HP・メール等)は、昨年から大手会社に切り替え今回の震災には影響がありませんでした。
解消とともにいち早く復旧し、全事業所の皆さんにご迷惑をかけないよう微力ながら支援させて頂いております。
各事業所大変だったとは思いますが、支援室もご多分にもれず滅茶苦茶な状況でした。
本震以降、乗合・自転車・徒歩などで通勤。
しばらく昼食を手配できず、ベランダに座って昼休み。
とにかく皆で片付け、書類が散乱したまま緊急性の高い仕事から行い、電気・回線復旧とともにバタバタ処理。
会計は給与振込後だったため幾分ホッとしていましたが書類を探して月末準備、企画はレセプト直後の利用料金自動引落作業、総務は被害状況の集約・新入職・異動者の対応・・・。
先週の余震の時は凄かったです。
本震とは地震の質が違ったのか、夜中駆けつけた時には目を疑いました。
500kgある大型金庫がファイルサーバーと会計用サーバーを抱き込み、私の席に倒れ込んでいました・・・。
一人でどうする事もできず、いずみ地区の職員と利用者さんを確認していたら、渡辺さんから「支援室ぐちゃぐちゃです・・・」とメール。
渡辺さん・小林さんと合流し、各事業所の状況やメールを確認して取りあえずは帰宅。
本震より支援室の被害は大変だったかもしれないのに、とにかく業務が出来るようにと必死で片付け、午後にはほぼ業務が出来る状態になっていました。
支援室はもしかしたら一番片付いていないかもしれませんが、そんな状況で現在に至っています。
さぁ!後戻りしても仕方ないので、先を見ましょう!
通常業務に戻り相変わらず書類に囲まれております・・・。
企画・要望も徐々に増えつつあり、そんな中「お花見」行事の企画が回ってきました。
某知事の自粛発言があり賛否両論出てきておりますが皆さんはいかがでしょう?
こんな時だからこそ、もう普通に戻っていると思いたいからこそ良い事ではないかと思います。
ただ、確かに復興にはまだまだ時間がかかる地域もありますし、人それぞれの背景・境遇・感じ方があります。
そういった状況を理解しながら、節度を持って、復興を喜んで、皆で楽しんで良いのではと思います。
今年もいずみのあちこちで花々が咲き始めました。
さくらもほころび始めています。
自然に恐れを感じさせてもらい、生かされ、癒され、自然の中で過ごしています。
大いなる自然に敬意を払い、清山会らしく「関わり」を大切に過ごして行きましょう!
頑張ろう!清山会!