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ナラティブRBA奨励賞

2014.08.13

2014年7月MVP受賞 受賞者3名 老健希望の杜 山崎 悦子さん/GHゆかりの杜 澤村 直子さん 渡邊 麻衣子さん

◆推薦者: 介護老人保健施設希望の杜 久保内 大介さん
■対象者:介護老人保健施設希望の杜 看護 山崎 悦子さん
他にいないわけではありません、みんな頑張っていますが、まずはこの人に受賞してもらいたい気持ちが強いので今回も“山崎悦子さん”を推薦させていただきます。
“自己犠牲”良いのか悪いのかわかりませんが、日々の仕事において悦子さんは利用者さんを前に、自分のやらなければいけない業務があっても、しっかりと止まり、向き合い、利用者さんと喜怒哀楽を共にしております。当たり前なことかもしれませんが、これを継続していくことはなかなかできることではありません。三人前以上の仕事をしています。悦子さんの働く姿勢は、介護も看護も関係ない、一人の人として関わる。彼女の魅力は、一言でいえば“人間力”です。
そこまで心配しなくても…、なんでそこまで他人のことに一生懸命になれるのか…、なんでそこまで配慮できるのか…、など等、悦子さんの行動を見て、接し、感じることは色々あり、学ぶことが多々あります。一人の人として大好きです。医療面のニーズが非常に高くなっている希望の杜入所において、悦子さんに限らず看護師さん一人一人にかかる負担はとても多く、一日一日看護師としての役割をまっとうしていくだけでも相当大変なことだと思います。悦子さんの頑張りの細かいところを言ったら切がないほどありますが、看護師としての役割の中で間違い(ミス)のないように、しっかりと確認、フォローしながら縁の下の力持ちではありませんが、支えている姿を何度も見ています。それによって防げている事故も多々あります。彼女がいるから大丈夫だという安心感が、悦子さんが出勤の日だとフロアにあります。看護師としての腕前をどうこう言える立場でもありませんし、そこはわかりませんので、今回は特に触れません。まぁ、そこに惚れ込んでいるわけではありませんのでいいのですが…。
 最初に書いた通り彼女の魅力は“人間力”なんです。
 看護師としての役割を持って入居者さんと関わる彼女、ただのおばちゃんのようにばか笑いしながら利用者さんとたわむれている彼女。家族のように、母のようにスタッフと関わっている彼女。時に厳しくスタッフのことを正す彼女。全ての場面において“人”としての魅力があふれています。口が良いわけではありませんが、どこの場面をとっても“人”として真剣に向き合い、共に考えてくれる。そこに看護師という肩書は存在しません。だからこそ、みんな悦子さんを心の支えにしています。
いつでもだれとでも真剣に向き合い、スタッフの変化にも敏感で、私にもいろんな気付きを与えてくれます。
また一か月年を重ねました。年齢的にも相当一日動き続けるのは厳しいでしょう。夜勤も一カ月に5回はやります。毎日みんなのために100%の力を発揮しへとへとです。いっぱいいっぱいになっている日もあります。
しかし、悦子さんに変わる人はいません。
だからこそ身体を癒してください。みなさんよろしくお願いします。

◆推薦者: 介護老人保健施設希望の杜 熊耳 薫さん
■対象者:介護老人保健施設希望の杜 看護 山崎 悦子さん
希望の杜の母ちゃん看護師の山崎悦子さんを推薦します。
 色々訳あって一度希望の杜を退職しましたが、根っからの爺ちゃん婆ちゃん好きな悦子さんをなんとか説得して、希望の杜に戻って来てもらいました。
 利用者さんは自分の親のように親身になって寄り添ってくれます。そんな悦子さんを利用者さんも身内のように信頼してくれています。
 身体的、精神的に支えとなり希望の杜での生活を少しでも楽しんで頂けるようにに日々考えてくれています。 利用者さんの事を心から考えている悦子さんだから、若い職員にも時には厳しく指導する事もありますが、利用者さんへの想いと若い職員が成長するようにと心を鬼にして指導してくれています。そこには沢山の愛がある事もみんな分かっています。
 職員の事も自分の子供や身内のように心配してくれている悦子さんは希望の杜の「お母さん」です。
いつも利用者さんの事を一番に思ってくれている悦子さんをMVPに推薦します!

◆推薦者:ゆかりの杜 木村 優さん
■対象者: グループホームゆかりの杜 介護 澤村 直子さん 渡邊 麻衣子さん
 グループホームゆかりの杜は開所してから半年が過ぎました。
あっという間の半年ではありますがその短い期間のなかでも利用者さんとのお別れ、新たな出会い、いろんな出来事、物語がありました。
ホームから利用者さんがいなくなった時は地域の方にも助けてもらったり、最近では近くの幼稚園を訪問したりと少しづつではありますが地域の方々との交流も増えてきております。そしてなんと言っても利用者さん、スタッフの表情がいい表情になってきております。利用者さんとスタッフが楽しそうに話している姿や笑っている姿が以前より増えてきているように感じます。
 今回は立ち上げ時よりしっかりグループホームを支え、いい方向に変化させている管理者の澤村さん、ケアマネの麻衣子を今回のMVPに推薦させて頂きます。
2人に共通するのは「腹をきめる覚悟」みたいなものを常にもっていることです。日々の行動や彼女たちの言葉からそんなことを感じます。
 澤村さんはまだまだ歳は若いですがみんなのお姉さんって感じがします。
 長女であり、幼少期は虫も平気で触れる女の子だったみたいです。きっと男の子を引き連れ先頭をきって遊んでいたのではないでしょうか?(そうじゃなかったらごめんなさい)
 日々の彼女の姿、リーダーシップぶりをみているとそんなふうに感じます。
 彼女が一声かけたらみんなついていく。そんな「頼もしさ」、「心強さ」みたいなものをスタッフそれぞれが感じていることと思います。
それでいて、若干、天然なところもあり、時々「ん!!」てなるようなおもしろい発言をしてはみんなを和ませてくれます。
 彼女には二人の小さいお子さんがいます。保育所の送り迎え、子育て、そして事業所の管理者!この状況下で管理者をこなす彼女は本当にすごいと思います。
 誰にでもできることではないんじゃないかと?私はいつも思っております。しかも彼女は限られた時間のなかでいちケアワーカーとして利用者さんと一緒に体操したり、買い物やお風呂の介助をしたり管理者としても利用者さんだけではなくスタッフのことや事業所全体の事を考えたり、事務的な作業などその両方をしっかりこなしております。
 人でが足りないときは子供を両親にあずけ夜勤をしたり、私のフォロー不足で休憩もろくにとれていないと思います。時々、目がちばしっており正直、疲れきっている時もみうけられます。しかし、彼女は「しんどいけど楽しいんです、やりがいがあるんです!!」といつも話してくれます。本当にすごいです!!働くママの鏡です。そんな彼女の存在はこれから結婚し子育てと仕事を両立していく女性にとっても心強い存在ではないかと思います。
そんな澤村さんを影で支えつつ、グループホーム全体の事を常に考え、行動しているのが麻衣子さんです。
 彼女は他業種から介護の世界に飛び込み訪問介護、SS、GH、ケアマネと経験も豊富で様々な視点があり、いろんなことに気づく感性をもっております。
 利用者さんはもちろんの事、この仕事やグループホームへの想いの深さを感じます。
 「こうしたほうがいいんじゃないか?」、「あーしたほうがいいじゃないか?」と彼女はいつも考えてます。それをしっかり周りのスタッフへ伝え行動しております。
 伝えるだけでなく新人スタッフさんの想いだったりを聞くことを彼女は忘れません。「新人はぐくみ」の関わり日記においては自身の想いを伝えるだけでなく新人スタッフさんの想いを受けいれ、向き合っている様子がコメント欄に日々ぎっしり書かれておりました。入職当初、表情があまりよくなかった新人さんも明らかに変化している姿があります。
 彼女は今回、サクシードチャレンジにも挑戦し、目標に向かってコツコツと前へ進んでおります。エリア内で行われた中間発表もとてもいい発表でした!!
 時おり、澤村さん、麻衣子さんの意見がぶつかりそうになりますが、お互い、想いがある証拠です。一生懸命な証拠です。ぶつかりそうにはなりますがお互いを尊敬しあっていることも感じます。
そういった2人の絶妙なバランスでグループホームゆかりは確実にいい方向に向かっております。
 私自身、しっかりサポートできていないので2人には沢山の負担がかかっていると思います。考えなくちゃいけないことも多くあると思います。それでも彼女達は愚痴もこぼさず強い信念で前へ進んでおります。
 日々、汗をかいてがんばっているお二人に日ごろの感謝の気持ちを込めてMVPに推薦させて頂きます。いつも本当にありがとうございます。

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