清山会グループからのご案内

ナラティブRBA奨励賞

2013.02.15

2013年1月MVP受賞 受賞者 ケアハウスいちいの風 介護 高澤 智子さん

◆対象者: ケアハウスいちいの風 介護 高澤 智子さん
■推薦者:ケアハウスいちいの風 亀澤 加代さん
どんな状況にあっても揺るがない彼女を、また推薦します。だいたいの事は大丈夫で乗り切ります。心配があっても、大丈夫で乗り切ります。たまに無理してないか、と思うこともあるけれども、いつも頼りにしてしまう人です。いつも元気で、笑いが絶えない、そんな雰囲気を自然に作ってくれる安心感があります。そして、いちい村の輪を大切に思い、何でも臨機応変に考えるところは、ずいぶん成長されたなあと感じます。最近の彼女のがんばりはもちろんですが、清山会に入職してから、地道にこれまで歩んできた軌跡に私はMVPを贈りたいです。毎月推薦してしまうのは、やっぱり揺るがないからです。地道にということがいかに大事か、どれだけ事業所を支えてきたか。継続できることが大事だと思います。そんな力は十分あるものの、何ら特別な人ではありません。ベースにあるのは、お年寄りが大好きだということ、一緒にしたいことがいつでも沢山あるっていうこと。だからいつも笑いが絶えないんだと思います。


◆対象者: ケアハウスいちいの風 介護 高澤 智子さん
■推薦者: 泉・富谷エリア 川井 丈弘さん

今回は満を持して、常に事業所を、管理者亀澤さんを、支え続ける高澤さんを推薦します。今月はこの人!と実は私は年末から決めていました。それは、毎月ぶれずに推薦し続ける亀澤さんの文面の中に【もうこれ以上、何も書くことができない】といった感じのことが先月書かれていて、短い中に、『それでも高澤さんなんです。高澤さんはがんばっているんだよ』というメッセージ(魂)が込められていて、グッときてしまいました。高澤さんと私はグループホームいずみ時代の同じユニットで共に働いた同志(仲間)でもあり、介護業界では先輩でもある彼女。私も高澤さんの成長、すばらしさは亀澤さんの次に知っているつもりなので、是非推薦させてください。 高澤さんは、清山会に入る前までは、施設経験が長く、どちらかというと最初は理念、社是が入りにくい印象でした。色んな人の背中をみて自分で変わったのでしょう。半年くらい経ち、明らかに変わった高澤さんの関わりがそこにはありました。それからは、月日を重ねるごとに資質を磨き、今では理念と社是のかたまりみたいな存在の彼女になってきました。ケアハウスいちいを安定させるために、理念・社是を関わりの柱に据えるために、彼女にケアハウスへの異動を私がお願いした一番の理由でもあり、やはり間違いがなかったと振り返ります。 高澤さんといえば、ニコニコ、ワハハ、エヘヘと笑う「笑顔」が一番でしょう。お年寄りのときはもちろん、職員同士でも、お年寄りの話に花が咲いたときは常に笑っている彼女。常にその人「と」のスタンスがある。高澤さんをみていると、グループホームにしろ、ケアハウスにしろ、そこの「職員」というより、そこの「住人」ということばが私には思い浮かぶ。共に生きているのが染み出ているからだろう。 そして彼女は、人の痛みがよくわかるやさしい人。彼女自身、色々なことを経験してきているからこそ、やさしくなれるのだ。そんな彼女に私も救ってもらった一人です。大好きなお年寄りが亡くなったとき、私はひどく自分を責めたことがあった。今でも胸の中にそれはあるが、彼女が私に声をかけてくれた言葉には高澤さんらしい「やさしさ」と「つよさ」があり、今の私を支えている忘れられない言葉がある。きっと、高澤さんは自分では気づいていないが、まわりの仲間が悩んだとき、つらいときに「その気持ちわかるよ」とさりげなく支えることを積み重ねている人であり、助けられた人は多いはずだ。 いま、ケアハウスいちいの中で、高澤さんは、亀澤さんの右腕として、イベントごと、日常の業務、職員間の連携、様々なことに合間を縫ってはしっかり調整してくれている。関わりを心底楽しんでいる高澤さん。それがずっとちゃんと継続できていることを尊敬すると共に、感謝の気持ちを込めて、この賞を是非私からではなく、亀澤さんから贈ってあげてほしいと願います。本当にいつもありがとうございます。

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