清山会グループからのご案内

ナラティブRBA奨励賞

2010.10.12

2010年09月MVP受賞 グループホームみやぎの杜 介護 梅村卓也さん

■デイホームわかなの杜 石川学さん
■対象者: グループホームみやぎの杜 介護 梅村卓也さん

再度推薦させて頂きます。まさしく『職人!?』の呼び名が相応しい主任の梅村君を紹介いたします。どっちかというと少し控えめで遠慮がちな面もありますが彼の武器は「柔軟性」と「実行力」の高さといえるでしょう。利用者さんはもちろん、職員や私からのさまざまな意見やお願い事に対し、柔軟に受け入れ、即座に行動に移している。現在では、現場と相談員と二束のワラジをはき大変であるにも関わらず愚痴など一つ言わず、いつも遅くまで頑張っております。また昼は第一線に現場へ立ちレクリエーションの充実(SSではどうしてもレクが手薄くなってしまうので・・・)を図り、夜は稼動率のチェックや職員との対話を行っている姿を見るたびとても嬉しく、そして頼もしい限りです。そんな彼はもちろん利用者さんや職員からの人望は厚くみんなから「梅ちゃん」の愛称で慕われております。そんな彼はチーム内での役割もきちんと理解し、苦手な分野であってもチームの為に貢献してくれ、そして塩原君のサポートをも一生懸命行っておりきっと塩原君も感謝の気持ちでいっぱいのことでしょう。そんな彼は「人が伸びる3つの条件」である①前向き②素直③勉強好きといったすべての条件を満たし、もっと大きく成長するに違いないといえると私は思います。あえて課題をいうならば「人前で話す」ことなのだができれば課題を克服することより梅ちゃんの武器である「柔軟性」と「実行力」の高さに磨きをかけ、そしてガムシャラさを忘れずに仕事をしてもらいたいと思っております。(課題を克服することはもちろん大事だけど個人的には長所を磨く事に時間を費やしてもらいたいなぁ・・・)実は彼の推薦文は今回で5回目・・・。私の文章能力のなさでいつも頑張っているのに関らずなかなかスポットライトを当ててあげることが出来なくて本当に申し訳なさの気持ちでいっぱいであります。そんなこともありながらこの度、彼はわかなの杜を巣立ち9月よりGHみ杜へ旅立ちました。行った矢先、実地時指導の準備やらでとても大変だったと思いますし、また最近行ったバスケにも顔を出してくれその際GHみ杜の職員を何名か連れてきてくれました。その時職員と関る姿をみて、たった1ヶ月しか経っていないのになんか頼もしく見えるのと同時にとても嬉しい気持ちになりました。いつも厳しいことばかりであんまり彼にやさしい言葉をかけたことがほとんどありませんでしたがわかなの杜がより成長できたのは紛れもなく彼のお陰でもあります。そんな新しい事業でも自分らしく頑張っている梅ちゃんに「今までの感謝の気持ち」と「今後のエール」を込めて月間MVPへと推薦させて頂きます。頑張れよ!梅ちゃん!!


■事業支援室 鈴木徳さん
■対象者: グループホームみやぎの杜 介護 梅村卓也さん

何度も幾多の人に推薦を受けてきた彼ですが、初めて一緒に取り組む機会を持ち、彼が今まで推薦を受けてきたことが正しかったということを彼自身から証明されてしまいました。 初めての異動。利用者そして職員との関わりを何よりも大切にしてきた彼。そこに待ちうけていたのは、実地指導という現実。グループホームのことも計画作成担当者のことも何もかもが初めての体験。その中で、どうしても関わりよりも、実地指導への対策を優先せざるをえない。それでも彼は言った。「やっぱりおれは、現場に入りながら(利用者や職員と)関わりながらじゃないとやっていけないんで!」。それを実行するため、日中はフルに現場に。夜から机に向かう。 でも、本当の彼の凄さはここからだった。関わりはもちろん大切、しかし介護保険というルールに縛られている以上、利用者そして職員、事業所を守るためには、関わりという名の裏に逃げてはいけない。制度のためにやるわけではない。だが、その両立を保てるからこそ、本当に気持ちのこもった関わり(そして職業道楽や自尊好縁、人在育成)ができることを彼は知っていた。 さらには、そのルールをうまく自分の中に取り入れ、活用することができれば、自分の関わりをもっと良いものにできる(物語と根拠の融合?)と、今回の動きで感じているようだった。 これからは彼のような人が、この法人(利用者そして職員)を背負って立つんだろうなーと、その凄さに感服です。みなさんにも、梅ちゃんの凄さをお裾分けいたします。

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