清山会グループからのご案内

ナラティブRBA奨励賞

2008.05.13

2008年5月MVP受賞 希望の杜 筋野一美さん/GHみやぎの杜 鈴木友奈さん

■推薦者:希望の杜 水島係長
■対象者:希望の杜 筋野一美さん

くりくりした愛らしい目に季節ごとに変わる髪形。上品そうに見えながらも、自分の意見ははっきりと、強い信念を持ち、かつ、優しさにあふれている 。 昨年末彼女は母親を亡くしました。今は7つもある部屋に妹との2人暮らし。この5年間。2時間近くかかる通勤路を毎日どんな勤務でも愚痴をこぼすことなく、仕事に家事に看病に、朝の3時には飼い犬の散歩にと、私には想像できないくらいの苦労もあっただろうに、彼女はいつも笑顔でした。そして任せた仕事にも責任を持って最後までやり遂げてくれていました。もちろん職場に来ても、いつも利用者さんと真剣に向き合っていました。一緒に何か作りたいと、カレーパーティーや駄菓子屋を企画したり、家族とのより深い交流を図るための介護教室を先頭になって勧めたり、忙しく見える毎日でも落ち着きと、癒しを追及しアロマも勉強しました。今年4月。彼女のこれまでの頑張りが1つの実となり、フロアリーダーへと昇格しました。 利用者さんとの関わり・職業道楽を何より1番自ら楽しんできた彼女にとって、これからはその意気込みをフロアに浸透し、より良い事業所のために力を発揮してくれることでしょう。 「辛い時こそ笑顔を」 彼女からはこのことを教えてもらえた気がします。安心して私自身いつしか彼女に頼り、彼女の協力が何より励みになっていたことに気づかされています。私の酔っ払いの世話にと、これかも気苦労が絶えない事でしょうが、一緒にがんばっていこうね!! 今後フロアをしょって立ち、はたまた事業所へと幅広く活躍していけるだろう彼女に期待と感謝の気持ちを込めて、MVPに推薦します。


■推薦者:GHみやぎの杜 G課長
■対象者:GHみやぎの杜 鈴木友奈さん

“へぇ~、へぇ~、ほぉ~”って、おまえは与作か?と突っ込みたくなるくらい、興味を持って人の話を聞き、メモをとる。それをそのまま直ぐに実行してみる。上手くいかないと笑ってごまかすが、メモを見て何が違ったのかを確認して、再チャレンジする。覚えた事からしか出来ない彼女に、まだ臨機応変は無理である。彼女には他の引き出しがないからだ。それはそうだろう、3月まで高校生だったんですから。亡くなったじいちゃんの介助をしていた母親をみてこの業界に興味を持った彼女、介護の「か」の字をかじった程度。それを自覚し、みんなに迷惑を掛けまいと人二倍がんばっている。入職のオリエンテーションの際、理念と社風・その注釈を説明して、コピーを渡した。冗談のつもりで、「枕上の天井にでも貼って寝る前に読んでから寝なさい」といった。それから2ヶ月、面談の時「理念と社風言ってみて」…間違えなく答えた。「んじゃ書いてみて」…間違えなく書いた。「2ヶ月で上出来だね。んじゃ、それぞれの意味は?」ここまでは無理だと思った…。なんと自分の言葉ではあったが、芯を外さず答えた。私でさえ??ここまで来るのに半年はかかった。しかも毎月会議で理事長が言い続けてきてもだ。それを18才の、社会経験ゼロの子が…。絶句したが、理由は明確だった。「理念・社風を聞いて感動したから、この理念と社風が好きになったから」さすがに天井には貼らなかったが、自室の常に目がいくところに貼っているらしい。思わずハグしたくなったが、セクハラになるので辞めた。私たちにとっては当たり前の事かもしれないが、これを2ヶ月で感じ、実行しようと思える18才の与作を今回は紹介します。 P.S.初給料で彼女は母親に今までの感謝を込めて靴をプレゼントしたそうです。


■推薦者:GHみやぎの杜 佐藤係長
■対象者:GHみやぎの杜 鈴木友奈さん

まだ入職2ヶ月だが、新人を推薦します。4月~入職のはずだった。しかし、体調不良により3日間の合同研修受けられず。4月に入っても何日か経ってからのスタート。高校卒業したての18才。この間までラーメン屋でアルバイトしていた。冷やし中華を作れるところまでいったとのこと。そんな中不安いっぱい・・のはずだった。 いざ仕事にはいると、ラーメン屋接客・ホールで鍛え上げられたメモをとる姿、注文をとっているようだ。足腰も伊達ではない。フットワークの軽さはホールの昼時を思わせる軽快な足さばきを時々見せる。 いざ性格はというと、おっとり、しゃべると横から空気がぬけているようなしゃべり。好きな食べ物はラーメン。ラーメンになりたいぐらい好きらしい。天然・癒し系でしょうか。 先日、面談の中で、理念と社風について聞いた。理念社風共に言えた。(えらい)「じゃあ意味わかる?」と聞いた。答えられなく、自分が説明するつもりだった。「これは○○で・・」なんと全部言えた。合同研修出られなく、覚える機会は代わりの事業所内でのオリエンテーション2回のみだった。本人はこう言った。「大事だと言われたので、パンフレットを机に貼り、それで覚えました。」なんと純粋な・・。それにしても2ヶ月でこれはすごい。自分の若い頃と比べてしまいました。 いざ現場でも見る事、知る事初めての中で、本当に楽しそうに利用者と話しているのがあの笑顔でわかる。いい面悪い面のことも感じながら自分の中で、処理しきれなくなることもあるが、この仕事は楽しいと言ってくれるところ、理念・社風を大切にしてくれているところに今後の成長に期待し推薦させて頂きます。

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