清山会グループからのご案内

理念

わたしたちは「自立と共生の権理を尊ぶナラティブな関わり」をめざします。

人と人との関わり、人と街との関わり、人と自然との関わりを大切にしながら、
一人ひとりの想いに耳をかたむけ、誰もが自分の人生の主人公として主体的に生き、
価値を認められて人とつながりながら生きる権理を応援します。

解説

自分で決めながら主体的に生き(自立)、価値を認められて人とつながりながら生きること(共生)は、人の命に授けられたあたりまえの権理です。けれども障がいとともに生きる人は、その障がいへの配慮を欠く環境や人々によって主体性を奪われ、つながりを絶たれることがあります。わたしたちは、対話を通じて個別の配慮を尽くしながら、本人が自分の権理に目覚め、本来の力を発揮しながら生きることを応援し、一人ひとりの物語りが育まれるように心をこめて関わります。

(福澤諭吉はrightsを“権理”と訳しました。正しい、あたりまえ、道理といったrightsの本来の意味に立ち返って、私たちも“権理”と表記しています。)

願い

人は一人で生きられるものでもなく、また生きるべきものでもありません。とりわけ心ならずも病める人々や障がいをもって生きる人々と、ともに在ることを自覚するとき、あるいはその看取りをとおして、人は深い気づきに導かれます。
それは、たとえば、自分を含むすべての人の人生に対する穏やかな肯定感であり、たとえば、人と人とのつながり、人と街とのつながり、人と自然とのつながりを、豊かに受けとめる感性であり、たとえば、そうした感覚を静かに共有できる文化、その文化にささえられながら、病んでも、障がいをもっても、安心して暮らせる社会を築きたいという夢であったりします。 わたしたちは、心ならずも病める人々や障がいをもって生きる人々と「ともに在ること」を原点としながら、一人ひとりの想いに耳を傾け、自立と共生を尊ぶ仕事をとおして、病んでも、障がいをもっても、安心して暮らせる文化と社会の実現に貢献したいと願っています。

社是

1. 職業道楽

知る者も、好む者も、楽しむ者には及ばないという孔子の言葉があります(子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者)。この仕事そのものを楽しみとできるような感性を大切にし、その感性を伸ばせるような職場をめざします。

2. 人在育成

人材でも、人財でもなく、人が「在る」ことを大切にしながら、互いに育み、成長する職場をめざします。

3. 自尊好縁

出会いを大切にすることと、自分らしく生きることとが自然に調和する職場をめざします。

4. 省事倹約

無駄を省き、倹約に努めながら、全員が経営に携わっているという感覚を共有できる職場をめざします。

運営方針

地域密着多機能型複合施設

「地域密着」とは地域に暮らす誰もが(共生)いつまでも(終生)、「多機能」とは通い、泊り、訪問ができ、「複合」とは介護も医療も障がい保育も、というような意味です。小さな診療所から地域密着多機能型複合施設をめざして、私たちは少しずつ施設を拡充してきました。

ロゴマーク

ロゴマーク

このミミズクは「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」で知られる宮沢賢治が生前に描いたもので、賢治にゆかりある岩手県花巻市の林風舎様のご理解をいただき、清山会医療福祉グループのロゴとして使用しています。

賢治がその作品を読む人々のなかで穏やかに光り輝いたように、私たちもまた地域の医療と福祉にささやかな灯りをともす多機能型の施設をめざしていきたいと願っています。

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