清山会グループからのご案内

震災復興メール

2011.04.01

半澤克也

お疲れ様です。支援室の半澤です。 今回の震災におかれまして日々の各事業所の奮闘大変お疲れ様です。各事業所で再構築にむけた取組やピンチをチャンスに変える発想にて各事業所が連携する中で乗り越えていこうとする姿には敬服します。 本日から新年度です。新入職員さんも加わり新しい仲間が増えます。今、このときみんなで力を合わせて「前へ」進んでいかなければなりません。職種、資格、そしては事業所間の枠を越え、この福祉業界、いや人としてみんなが力を合わせてこの苦境を乗り越えていくことが大切だと思います。私たちが頑張ることで利用者さん、ご家族さんが安心でき復興に向けて足を進めることができます。そして、何よりも被災された方々で私達の支援を必要とする人がたくさんいます。現に河北新報の紙面にも大きく取り上げられていましたが、避難所で介護やケアを必要とする方々がいるが避難所では介護の知識のある方は数名しかおらず、避難所でも夜眠らず歩かれるため周囲の人から苦情が出ているとも書かれていました。また、仙台市は避難所を閉鎖し介護を必要とする人が各入所施設が満員で行き場がない現状であることが課題であるとして新聞原稿は〆られていました。 こんな時こそ、我ら清山会の出番です。いずみ地区では川井さんを中心にそうした困っている方々の受入れを行い復興支援活動が行われています。各地区でも復興支援活動が始まっていると思います。清山会の理念「関わり大切にした自立と共生の支援」、社是を皆が想い、仲間と目の前で困っている方々に少しでも笑顔を取り戻していただけるようにみんで頑張っていきましょう。 今回、自然の脅威をまざまざとみせれた震災ですが、街の様子やニュースを見ていると復興へむけ一歩一歩進んでいるのが目に見えて感じ取ることができます。東北パワー全開、我慢強い、穏やかで優しい人が多い私達の東北は今、世界中から被災者の人たちのマナーの良さが評価されています。今回は大震災という形で世界の人に東北を知っていただくことになってしまいましたが、きっと近い将来、絶対に東北が注目を集める場所になると私は信じています。いやなります。そして、そんな真面目で地道に弱音もはかず頑張る人が多い東北人は、きっと速く復興していくような気がします。私達も被災した当事者として何としてでも一日もはやい震災前の日常に戻さなければなりません。震災後、清山会の事業所でも通所が再開され利用者さんと話す機会がありました。するとその利用者さんは「昨日のことは考えない、明日のことだけいつも考えるんだ」と何度も話されていました。うーん、さすが戦争や大地震を実体験されてきた人生の先輩は深い言葉を発するなと戒めの言葉を頂きました。正直、自分はこの震災の状況に驚き、どうしよう、どうなっちゃんだろうと考えていたような気がします。しかし、デイが再開されその利用者さんの前向きな力強い姿勢に触れ自分も前向きになり元気を頂き苦境にあるときの人間としての生き方みたいなものを利用者さんを通して教えられました。利用者さんのお言葉って本当にありがたいと感じています。まとまりのない文章になり大変申し訳ございません。
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